1994年に公開され、当時は興行収入はなかったものの公開後ジワジワと口コミで評判が広がり今や名作の映画と呼ばれるようになった、『ショーシャンクの空に』。
映画評論家たちからの評価も極めて高い映画ですが、なんと何が面白いのかわからないと感じている人も多いとか?
そこで今回は、『ショーシャンクの空に』何が面白いのかわからない?そう感じた所長やアンディについてなど納得がいかない部分を解明していきたいと思います!
悪事の根源であるノートン所長が自害したときのセリフやアンディが妻を殺していないという確証がないのではなどの、視聴した方の納得がいかない点に回答!
[chat face=”dokkkkkin.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]いい評判ばかりのはずだと思っていたけど、賛否両輪あるんだね![/chat]
それでは、実際に詳しくみていきましょう〜!
ショーシャンクの空に何が面白いのかわからない?
ショーシャンクの空に
ようやく見ました、良い話に聞こえるけど本当に良い話なのかはよくわからないね。原題はREDEMPTIONっていうのね。外国人同士の会話って身振り手振りが大袈裟なイメージだけど、アンディー&レッドがほぼ棒立ちなのは、設定にあわせてなのかな。
さてと、映画週間はじめるぞ〜。 pic.twitter.com/41GkmTLyZp
— ドイ (@uryadoii) August 16, 2020
『ショーシャンクの空に』の何が面白いのかわからないといった感想は、具体的にどういった部分なのでしょうか?
映画を見ていて確かに、ここはなんでこうなったんだろう?やあの場面はなんだったんだろう?など多少はありましたが、私は何が面白いのかわからないということはありませんでした。
[chat face=”honda.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]どういった部分なんだろうね?[/chat]
映画の感想なんて賛否両論あって当たり前、面白かったと思った人もいれば面白くなかった人もいるのもわかりますよね♪
これらを踏まえて、参考にまずはどういったところが面白いのかわからなかった部分なのか見ていきましょう。
アンディは無実なのにそれには触れられない不条理さが面白くない
今頃ですが「ショーシャンクの空に」を初めて見ました。私には結構重く世の中の不条理を改めて感じました。」「必死で生きるか、必死で死ぬか」重い言葉でした pic.twitter.com/IgAbCW7UYE
— tomo (@tA4cMrvUv0ZWQX1) January 17, 2021
まず一つは、主人公アンディは愛する妻を殺されているのにもかかわらず、その妻の殺人で投獄されている事への不条理さがどうしても頭から離れなかったからということ。
しかし、数多くのさまざまな感想を見ると、その根源は別に不条理な状況に身をおいた主人公が希望を捨てずに一発逆転する展開に感動した方が多かったようです。
そしてその主人公に引かれるレッドのまなざしや友情が、見る人にとって勇気付けられるところであったのではないかと!
主人公アンディを良いように利用した奴らの末路なども最後にもってきてしっかりと爽快感も高めてくれます。
[chat face=”ddance-norinori-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]過酷で絶望的な状況でも希望を捨てなかったという観点が大事?[/chat]
不条理さは確かに私も一番に感じましたが、その我慢して我慢して耐え抜いたからこその最後の展開は痛快でしたね!
過大評価しすぎ?長い刑務所生活があってこそのラスト!
ショーシャンクの空に 脱獄映画の代名詞とも言われている作品。公開から20年以上経っているにも関わらず現在も熱狂的なファンが多い。10人の人間が居たら7人ぐらいは見たことある映画。個人的には少し過大評価され過ぎかなと思います。 pic.twitter.com/dJ75I3VyP0
— ハランベック (@ksZpsezG9HWCLBS) December 23, 2015
この映画は過大評価されすぎで、実際に視聴してもそこまで面白くなかったという感想もありました。
あまりに期待して見ると、「あれ?そうでもないじゃん」と思ってしまう部分もあるのかもしれません。
この映画の評価が上がってきたのは、 インターネットの普及と比例しているとも言われています、 つまり口コミですね!
インターネットの利用者平均が高い20代〜30代の映画ファンの間で、比較的分かりやすく感動するこの作品が、インターネットを通して名作へと上り詰めました。
もちろん、それだけが理由の全てではありませんが、「普通だな」と思う人がいる反面、 インターネットユーザーの映画ファンの心を掴んでいる人たちのほうが圧倒的に多いんですね。
[chat face=”taichou-warui-man.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]過大評価だと言う人もいれば素晴らしいと思う人もいるということ![/chat]
そしてあの淡々とした展開もあまりなく、耐え忍ぶだけの忍耐の長ーい刑務所シーンがあってこそのラストです。
アンディと同じ「じっと耐える」という体感を視聴を通して体験したなと、見終わって私は思いました(笑)。
前半は不条理さ満載の刑務所の中での色々なエピソードに少々参り心が疲れましたが、後半の展開が全てを帳消しにしたと思っています。
またレッド目線で鑑賞して見るとプラスに働き、違った切り口で映画を楽しめるのではないかとも思いました。
ショーシャンクの空に所長やアンディの納得がいかないと感じた部分を解明します!
『ショーシャンクの空に』
刑務所のずる賢いノートン所長。
素晴らしく憎たらしいのは、
やっぱりいい役者なんだな!こんな時代もあったんだ。 pic.twitter.com/y6w9OpyfJv
— ねろおやぶん (@nerooyabun1) April 6, 2018
『ショーシャンクの空に』はどこが面白いのかわからないことについてお伝えしています。
続いて、そのほか納得がいかないというような部分にも着目してみていきましょう。
[chat face=”ningyouasobi-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]皆さんはそういうところはありましたか〜?[/chat]
高評価が多いこの映画ですが、中には納得がいかないなどの低評価もあることもわかりました。
どのようなところなのか早速どうぞ♪
悪事がバレた時の所長の語りがよくわからない
「ショーシャンクの空に」
俺は無実だ!
今に見てろよ、クソ所長ども!
寡黙な元銀行員、究極の脱出劇という感じで、おもしろかった。 pic.twitter.com/2IjMeMKxqK
— Otsuka Daisuke (@amaguribouzu) December 29, 2019
『ショーシャンクの空に』でノートン所長が銃で自害するときにこのような語りが流れます。
「弾丸以外に頭をよぎったのは、どうして悪事がばれたかということだった」
この語りによくわからない、納得できないとの意見が!
なぜならアンディだけが汚職の裏側まで知っており、それをバラせる人はアンディ以外いないのにそれを所長だって分かっていたのではないのか?ということです。
さらにアンディがバラしても受刑者の言っていることを誰が信用するだろう?といった意見も…。
[chat face=”dakiaupiyo-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]確かにそう言われるとそうだね…。[/chat]
その見解についてまず一つは、ノートン所長はアンディを何年も自分の言いなりでつまり自分には逆らえないまで追い詰めているから絶対大丈夫と油断もあったのでは?
アンディは優秀な銀行員であったため税処理に強く、最初は刑務所内の看守の税金事務を手伝い、おまけに賢い税金の払い方や貯金の仕方等の知識を伝授していました。
その噂が所長の耳に届き、所長専用の会計をやらされしまいには、所長の裏帳簿の管理までやる事に…。
アンディはそこで、所長が裏金を貰っている証拠を簡単に掴めるようになりました。
自分の無実であることを所長がもみ消した時(トミーが殺された時)、脱獄と一緒にアンディは復讐を計画したのです。
所長の裏金にまつわる証拠を盗み脱獄した後に銀行でその裏金が入った口座からまんまと「口座名義人」を装いお金をおろすことに成功。
そして所長の裏金管理の帳簿は警察署宛てに郵送する…とお金はもらい、罪はまるっと所長に行くように仕向けたのですね!
つまり所長はまさかここまでアンディが用意周到に手を回していたとは思っていなかったのではないでしょうか…。
自分の手中(刑務所の中)にいたはずなのにまさか!となり、自害する直前も頭が回らなかったのではとも思いました。
[chat face=”keybord-mouse-hiyoko-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]狡賢く陰湿な所長に復讐できたことは視聴者は揃ってザマーミロと思ったはず![/chat]
アンディが犯人じゃないという確証がない?
『ショーシャンクの空に』観賞
一匹狼だが仲間思いでさり気なくユーモアを織り交ぜ淡々と行動に移すアンディの人柄に感化された囚人たちのドラマに感動!人は皆「信頼と習慣」に支えられて生きている。古巣を追い出され心の置き場を失った老人の悲しみ…。生まれながらの悪人なんていないのだから。 pic.twitter.com/0MXYBnEOXz
— ネズミツオ (@yu131) April 17, 2022
また納得がいかない、わからないという意見の中でこのような意見も見ました。
それは本当にアンディは犯人じゃないのでしょうか?というもの!
つまり浮気をした妻を殺した犯人がアンディじゃ無いという確証が無いではないか?ということなんです!
アンディは脱獄を計画し実行したり、所長らの裏金作りに加担していたり、マネーロンダリングのために架空人物の身分証・免許を作成したりと悪いことをしているではないか!と。
どう考えてもやってることは悪党だという感想で、彼が妻を殺していないという確証はないという意見が!
[chat face=”goukyu-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]それ言われちゃうと一切感動しないような…。[/chat]
それについては、仮にあそこでアンディが妻を殺していたとしたらそれこそ、映画自体が最初から成り立ちません(笑)。
この映画は、無実の罪で刑務所に投獄され人生を奪われた1人の男が、刑務所内で成功しながらあまりに理不尽な現実に絶望し、奇抜な方法で脱獄を成功し自由を手にする…。
つまり痛快なストーリーの映画なのです。
彼は確かに愛していた妻に浮気をされ殺意を抱き、妻が浮気をしている現場を押さえて、殺害しようと計画…。
ですが結局は理性が勝ち実行しませんでした。
脱獄については、無実の罪で誰も聞き入れてくれないという絶望の状況ならどうにかして外に出たいと思ってしまう気もわからなくありません。
裏金作りは、アンディがスマートで頭がいいことを利用できることに気付いた所長に無理強いされていました。
架空人物の身分証も脱獄後のことを考えれば、当然しておいて正解だったことでこのお陰で憎っくきノートン所長の不正を暴くきっかけとなりましたよね。
私は彼は全然悪党じゃないと思いますし、人間極限状態になればもはやこういうことをしてでも塀の外に出たいと、なんとしてでも出たい!とそう思うのではないでしょうか?
[chat face=”ningyouasobi-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]アンディほどの忍耐力とスマートな頭があったからこそだけどね!(笑)[/chat]
まとめ
ショーシャンクの空に✨1994年公開
冤罪によって投獄された有能な銀行員が腐敗した刑務所の中でも、希望を捨てずに生き抜いて行くヒューマンドラマ🎬✨
「希望はいいものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」 アンディ
希望に満ちた未来に🍻✨ pic.twitter.com/9qB9w7xsAj— kei@楽観主義! (@BkcKei) July 10, 2020
映画『ショーシャンクの空に』何が面白いのかわからない?について、ノートン所長やアンディについて納得がいかないところも合わせてお伝えしてきました!
確かに腑に落ちないや納得がいかない部分は人それぞれあるでしょうが、少なくともいい映画だという感想をもっている方がとても多い作品。
何が面白いのかわからないや納得がいかないと感じた方も、この記事を見て少し理解できるようになれば嬉しいなと思います。
また『ショーシャンクの空に』の主人公アンディについてや、誰もがこの映画を見てムカついたであろうノートン所長の自害シーンについても解説してきました。
この映画は長い刑務所生活を見るのがとても歯痒く視聴も同時に耐え忍びますが、それと同時に後半からの伏線回収は痛快です。
アンディの耐え抜いた先の希望と自由を、ぜひ一度見た方も改めて視聴してみてくださいね♪
[chat face=”ofuse-piyo-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]つまり色々言われても自分がいい映画だと思えばOKさ![/chat]
最後まで見ていただきありがとうございました!