『魔女の宅急便』といえば、往年のジブリ作品で誰もが知っている名作です。
そんな有名なジブリ作品に商標問題があったというのはご存知ですか?
今回は『魔女の宅急便』の商標問題について、スポンサーはヤマト運輸というのは本当なのか調べてみました!
[chat face=”honda.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]宅急便という言葉に問題があったのだとか?[/chat]
スポンサーにヤマト運輸がなったというのも、映画公開する時に制作側が掛け合って実現したのだという噂もありますが、どうなのでしょう?
それでは詳しくみていくことにしましょう〜!
魔女の宅急便の商標問題とは?
ジブリ「新作は『魔女の宅急便』や」
ヤマト「宅急便はうちの商標なんだよなぁ?」
ジブリ(まずいですよ!)ヤマト(おっ黒猫が出てくるやんけ……)
ヤマト「訴えないから広告に使わせてくれや」
ジブリ「えっ」まさにWIN-WIN pic.twitter.com/PdMebCEVPp
— はこね™ (@HakoneD5) January 22, 2016
『魔女の宅急便』…今となっては馴染んで何らおかしくないタイトルですが、当時は「宅急便」という言葉にちょっと待ったの声が?
実は、「宅急便」という言葉は、ヤマト運輸の登録商標なんですね!
色々な宅配サービスが日本にありますが、「宅急便」と名乗っていいのは実はヤマト運輸だけなんです。
実は、私の主人がヤマト運輸に勤めていたこともあり、この事実を知っていたので『魔女の宅急便』ってあるけどこれはいいのかな?とその時調べたことがあったのです(笑)。
その時お調べしたことを今日は詳しく紹介していきますので、どうぞお楽しみに♪
[chat face=”lineryusitsu-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]登録商標持ってるんだ!さすが宅配サービス1位の大手は違う![/chat]
原作児童書段階では何もなかった
金ローの魔女の宅急便、原作には続きがあってなんと全六巻!
新たな試練に立ち向かうキキ
恋わずらいしちゃうキキ
大人になったキキ全巻読んでから映画を観るとまた違った感動を味わえちゃう。
こんな小さかったキキがねぇ…子供から大人まで楽しめるので、その後のキキに会いたい人はぜひ✨ pic.twitter.com/RXppQ9T6lp
— topo di biblioteca (@tp_d_biblioteca) March 27, 2020
『魔女の宅急便』は、角野栄子原作でその6まである(6巻)の児童書です。
私が小さい頃家にあったのを覚えていて、映画を見てから児童書を母が買ってきてくれました。
キキが13歳から35歳になるまでが描かれていて、映画にはない内容がもちろんあったのを覚えています。
原作児童書が先に出版されており、児童書の時点ですでに『魔女の宅急便』とタイトルとして使われていました。
この時は、何も問題はなく原作者も宅急便の商標がヤマト運輸にあることは知らなかったとどこかの情報で私は見ましたね。
[chat face=”taichou-warui-man.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]まさかって思うよね![/chat]
映画化することでヤマト運輸から物言いが?
「宅急便」はヤマトホールディングスの登録商標だが、特許庁では「魔女の宅急便」と「宅急便」を異なる言葉として扱っており、「宅急便」の方はヤマトホールディングス株式会社が登録、「魔女の宅急便」の方は株式会社スタジオジブリが登録している。 pic.twitter.com/jRfZ9ObmRI
— 六衛府 (@yukin_done) January 22, 2016
『魔女の宅急便』を映画化することが決まり、ここでやっとヤマト運輸から物言いが入りスタジオジブリ側と揉めたという噂を聞きました。
これが事実なのかと私も調べましたが、これは事実ではなく確かに「宅急便」の商標登録はヤマトのものだが、スタジオジブリと揉めたという事実はないとどこかで見かけたんです。
[chat face=”rappa-strong-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]30年くらい前の作品でヤマトにも記録するものがないということだったよ〜![/chat]
ヤマト運輸のキャラクターは、今や誰もが知るクロネコであり、クロネコに対しかなりの愛着があるとか♡
社員を送迎するバスなんかも「ネコバス」と呼んでいて、かわいいな〜と思ったのを覚えています!
『魔女の宅急便』も、黒猫が登場するので何か縁を感じたものがあったのかもしれませんね。
魔女の宅急便のスポンサーはヤマト運輸かどうか調べてみた!
「宅急便」はヤマト運輸の登録商標だけど、「魔女の宅急便」原作者はそれを知らなかったそう。黒猫(ジジ)が登場するのも偶然。
映画化にあたり晴れてヤマト運輸がスポンサーに。ジブリ初の大ヒット(日本のアニメ映画興行記録更新)、ヤマトも爆発的な宣伝効果を得る幸福なマッチングだったそうです。 pic.twitter.com/JGnbHzQpte— TOMC @New Album (@tstomc) March 27, 2020
『魔女の宅急便』のエンドロールにヤマト運輸と記載してあるところをみると、実際にスポンサーとなったのでは?と思いますよね。
どういった経緯でヤマト運輸とスタジオジブリはスポンサー契約を結んだのでしょうか。
『魔女の宅急便』とヤマト運輸の共通点といえば、「宅急便」と「クロネコ」!
これは、偶然だったのでしょうか?
[chat face=”geragera-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]偶然でもスゴいね![/chat]
それでは、実際にどうだったのか深掘りしてみましょう〜!
スタジオジブリとヤマトが共同提携
クロネコヤマト梱包専用バッグの魔女の宅急便バージョン入手ッ!!もちろんヤマト便で送ってもらったさ(笑) #魔女の宅急便 #ジブリ pic.twitter.com/jwNIpAiTP3
— くろすけ (@kurosuke4313) June 13, 2019
『魔女の宅急便』の映画化が決まり、どういった経緯でヤマト運輸とスタジオジブリが話し合いをしたのかは、実は不明なようです。
ですが上記にも書いたように、スタジオジブリと揉めたということは一切なかったよう。
そしてちゃんとした議論を重ねた上、業務提携という形で作品を一緒に製作したとしていましたよ。
これはヤマト運輸の100年の歴史の本にも書かれてあることで、テレビ放送関係と出版社と一緒にヤマトが共同提携し製作したとなっています。
[chat face=”ddance-norinori-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]スポンサーではなく共同提携だったんだ![/chat]
宅急便とクロネコ二つの共通点
#ij954 Googleで魔女の宅急便を検索するとヤマトの宅急便の配達状況の検索方法を教えてくれる pic.twitter.com/V6yj2QQGZ5
— ケースケ (@ksk1015) May 21, 2018
『魔女の宅急便』とヤマト運輸の共通点は、「クロネコ」と「宅急便」。
こちらは偶然だったようで、共同提携をした時のきっかけになった2つの共通点ではないでしょうか。
うまくお互い提携することで、ウィンウィンの関係に映画がヒットしたことでなりましたが、公開前は少し不安もあったとか?
実は、スタジオジブリが前作の『となりのトトロ』で赤字を出していたため、『魔女の宅急便』でもコケやしないかとドキドキしていた部分もあったようです。
せっかく提携しても、映画がいい結果を出せなかったらお互い良くない関係へとなりそうですよね。
[chat face=”dokkkkkin.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]映画が大ヒットして長年愛される素晴らしい作品になったよね![/chat]
公開してから、ヤマトの紙袋がキキとジジが印刷されたものがあったり、お互いがお互いを応援しあう素敵な関係が続いたので本当によかったと思います。
これが今でも長く愛される要因の一つかもしれませんね♡
まとめ
『魔女の宅急便』の商標問題について、スポンサーはヤマト運輸というのは本当なのかどうかみていきました。
ネットでは色々な憶測が飛び交っていましたが、商標問題になり揉めた事実はなくスタジオジブリとヤマト運輸が共同提携をしたという形で作品を製作したようですね。
スポンサーとしてではなく、製作に携わったようなイメージでしょうか♪
「宅急便」というワードは、ヤマトが商標登録している言葉でありそこにうまく映画の製作に携わることでお互いが良い関係になっているということでした!
[chat face=”ofuse-piyo-350×350-1.png” name=”ぴよよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]お互いがお互いを応援し合う素敵な関係だね![/chat]
そういった誕生秘話を知ってからまた『魔女の宅急便』をみると、また面白いかもしれませんね♡
最後まで見ていただきありがとうございました!